CSS:paddingとborderをwidthの内容領域に含めるbox-sigingプロパティ
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CSS3から追加されたbox-sigingプロパティを使用すると、paddingとborderの使用領域を要素のwidth(幅)とheight(高さ)の領域に含めてボックスの幅や高さを算出出来るようになります。
個人的なbox-sigingプロパティの使用感は、レスポンシブデザインでボックスの幅を%指定した時の計算が簡単に行えるので、可変時のレイアウトの微調整が非常にやり易いです。
- 【主要対応ブラウザ : バージョン】
-
- Google Chrome : ver. 4〜
- Firefox : ver. 2〜
- Safari : ver. 3.1〜
- IE : ver. 8〜
- Opera : ver. 9.5〜
box-sigingプロパティに指定できる値
box-sigingは以下の値を使用して要素(ボックス)のサイズの算出方法を指定します。
- content-box
-
初期値 )
paddingとborderの使用領域を要素の幅と高さに含めない - border-box
- paddingとborderの使用領域を要素の幅と高さに含める
box-sigingの書き方
CSSに以下のように記述することでbox-sigingを有効にすることが出来ます。
box-sizing用のクラスを作成する場合
.box-sizing{ -webkit-box-sizing: border-box; -moz-box-sizing: border-box; -o-box-sizing: border-box; -ms-box-sizing: border-box; box-sizing: border-box; }
全ての要素に適用させる場合
* { -webkit-box-sizing: border-box; -moz-box-sizing: border-box; -o-box-sizing: border-box; -ms-box-sizing: border-box; box-sizing: border-box; }
Internet Explorer 7以下の非対応を考えると、業務で積極的に使用するのはまだためらわれますが、個人運営のブログであれば、さほど気にする事なく使用できる時期まできているのではないかと思います。
- 【国内ブラウザ バージョン : シェア率】
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- Internet Explorer 7 : 0.45%
- Internet Explorer 6 : 0.22%
(2013年10月度「StatCounter Global Stats」調べ)
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- Internet Explorer 7 : 1.31%
- Internet Explorer 6 : 4.93%
(2013年10月度「Net Applications」調べ)
以上、「CSS:paddingとborderをwidthの内容領域に含めるbox-sigingプロパティ」でした。